2018-11-25
「The macOS installation couldn’t be completed」にOS再インストールで対応しました
発生した問題
Macを再起動したら「The macOS installation couldn’t be completed」というエラーメッセージが表示されました。
このエラーメッセージから抜け出せずに弱りました。。
Shutdown:シャットダウン後、再度起動すると同様のエラーメッセージが表示される
Restart:再起動が完了すると同様のエラーメッセージが表示される
MacBook Proについて
macOS 10.13.x(High Sierra)1
FileVaultを有効にしている
解決策
いったんMacをシャットダウンした後、リカバリーモード(Cmd+R押し)で起動して、Macintosh HDにOSを再インストールしました。
注意:この方法はデータが消えないとは言い切れないので、リスキーです。自己責任で実施してください。
試したこと:セーフモード起動
OS再インストールの前にセーフモード(Shift押し)起動を試しました。
先ほどのエラーメッセージは表示されませんでしたが、プログレスバーが100%に達した後、画面が遷移しない事象が発生。。
やむなく(リスクを取って)電源ボタン長押しで強制終了しています。
Appleサポート曰く
Appleサポートの推奨する対応は、外付けハードディスクを用意することだそうです。
外付けハードディスクにOS再インストール
外付けハードディスクのOSで起動し、Macintosh HDのバックアップを取得する(必要なファイルのコピーをとる)
Macintosh HDにOS再インストール
Macintosh HDにOSを再インストールすると、理論上はOSの部分だけが置き換わるはずですが、ユーザのデータに影響がないとは言い切れないため、外付けハードディスクの用意を推奨しているそうです。
外付けハードディスクについて
教訓:APFSでフォーマットできるものを選びましょう。
「Mac向け・フォーマット不要」と謳った外付けハードディスクを用意したところ、APFS2でのフォーマットに失敗しました。
どうやらHigh SIerra以降のAPFSに対応していなかったようです。
「もういいや。まっさらでも仕事できないよりマシ」と割り切り、リスクを取って再インストールする決断ができました。
OS再インストールの副作用
Xcodeのコマンドラインツールが消えていたので入れました。
xcode-select –install
現時点ではそのくらいで、ほとんどのデータは消えていないようです。
終わりに
OS再インストールにて「復旧サーバに接続できない」と表示される場合の対応(12/2 追記)
Wi-Fi接続の確認
PCの時刻の確認(リカバリーモードでもターミナルが起動できる。dateコマンドで確認する。再設定もdateコマンドを使う)
参考:macOSの再インストールで「復旧サーバに接続できませんでした。」とエラーが出たときの対処方法 – creativi.tea
参考情報
OS再インストールにて「復旧サーバに接続できない」と表示される場合の対応(12/2 追記)
参考:macOSの再インストールで「復旧サーバに接続できませんでした。」とエラーが出たときの対処方法 – creativi.tea
参考情報
- (1):Mac (10.13.4 High Sierra)を再起動したら「The macOS installation coudn’t be completed」ダイアログが表示され使えなくなってしまった場合の対処法
- (2):macOS 復元から macOS を再インストールする方法 – Apple サポート